選ばれる理由
世界でいちばん心地良い場所、それが住まい
365日、最も長い時間を過ごす場所である住まいは、生きる基礎、大切なベース、インフラです。もっとも心地良い場所であるべき、そしてエネルギーの源。 環境がひとをつくるとしたら、暮らす人たちの関係性、生き方にも暮らし方にも大きな影響を持つのが建物です。 その空間や環境のポテンシャルを最大限に生かしきる、それが建築事務所の使命。 もう一つ大事なのは住まう人、使う人の思い、ありたいライフスタイルです。 世界で最も心地良い場所にするのは住まう人の思いが大事。生き方を考えてみる、ぶつけてみる、その過程をワクワクたのしむ、、、そのような日々の小さな感動が大切だと私たちは思います。
ちいさな感動を提供し続ける
「人が生きる目的は幸せになること」—ダライラマ。
人間は幸せになるために生きているのだと思います。 幸せとは日々の小さな感動の積み重ねです。 やわらかい陽の光がさし込む、気持ちのいい風を感じる、 見えないものの大切さが実感できる……。 想像力や感性を刺激し、小さな感動をいつも味わえる場所。 通勤、通学中の一瞬、駅舎のコンコースに気持ちよく差し込む自然光。真夏のショッピングプラザで疲れた自分に日陰を与えてくれる樹木。校内でランチ時に安らぎを与えてくれるそよ風。仕事場に柔らかく優しい光を落としてくれる木漏れ日。住まいに限らずそんな建築を作るため、私たちは些細なディテールにもこだわり抜きます。
「インターフェース」という概念:
現代の縁側
「インターフェース」:ESA(Edward Suzuki Associates)が20年間追求し大切にしているテーマです。 ITの世界では「2つのモノの間に立って情報のやりとりを仲介するモノ」をインターフェースといいます。つまり、人と機械(コンピューター)の間に入る「道具」を意味します。 私たちのインターフェースもまさに「内と外の場、人と自然をつなぐ(仲介する)もの」、建物の内と外のあいまいな「中間領域」であります。外であり内、内であり外・・・・。 日本の伝統建築には私たち日本人の智慧“縁側”があります。 どうですか、縁側は内であり外、外であり内ではないでしょうか? 人は孤立しては生きていけません。他とのつながりを紡ぎながら心の快適性をつくっていきます。要塞ではなくつながる建築。 ESAは縁側に代表されるすばらしい日本の暮らしの智慧を新たな形、デザイン、素材、時代に置き換え生かしていきたいと強く願っています。
インターフェースは外と内を一体化するだけでなく、過去と未来を「今」でつなぎ、結ぶ手法なのです。 現代の住環境、近隣環境のなかで、インターフェースをどう置き換えるか、インターフェースは暮らす人たちの心地よさを追求することでもあります。 伝統的な西洋建築は外敵から「守る建物」、要塞型。日本の伝統建築は「自然と共に生きる」、「自然を活かす」建物です。 あふれる自然の恵み、緑、風、光をできうる限り享受する、人工的なエネルギーに傾きすぎずに自然エネルギーを利用することで、より豊かで本質的な気持ちのよい暮らしをしていただきたいと願っています。ESAでは無駄にエネルギーを消費し機械を「アクティブ」に動かし設備的に賄うのではなく、極力既に存在する自然エネルギーを「パッシブ」に利用し、快適な暮らしが出来るよう努力しています。すなわち、ESAの設備システムは基本的に「自然」なのです。 下記は「縁側」に代表される日本の暮らしの知恵を新たに置き換えた京都の住宅例です:
お客様と施工会社の間の役割
!